院長 松川陽亮  この度、有松交差点近くの泉交番横に3月上旬より、いずみ動物病院を開院させていただく運びとなりました。この地は経歴にもあるように、小・中・高校と通いつめた私の故郷であり、13年経った今でも懐かしく、思い出深い場所です。その特別な地に動物病院を開院することで、お世話になった方々や地域への貢献をしたいと思っております。
 当院では“共に”をモットーにしております。動物を飼うことで、共に生き、共に喜び、楽しみを分かち合うことができます。当院では、動物と家族を支えるとともに、予防医療から病気まで、動物にとって何が最良か、家族にとって何が最良かを共に考えていきたいと思っております。

 さらに、当院では以下の項目を理念・方針としております。

1丁寧なインフォームドコンセント
予防医療から病気まで、家族が納得するまで時間をかけ、図や分かりやすい言葉を用いて丁寧に説明致します。必要であれば適宜資料等をお渡しし、ご家族にも納得していただければと考えております。また、年齢、様々な環境など個々に柔軟に対応し、動物、家族にとって最良の選択を提示し、しっかりと信頼関係を築いた上で共に相談していきたいと思っております。

2時間外診察・夜間救急の積極的な対応
早朝や夜間などの時間外診察にも可能な限り積極的に対応致します。また、予約制で診察時間前後やお昼など、飼主様のご都合に合わせた時間帯で対応することも可能です。まずはお電話ください。

3EBM(Evidence Based Medicine:根拠に基づく医療)
過去の臨床報告や研究結果などの科学的根拠に基づいて診療方法を選択することにより、より的確に負担を抑えた最新、最良の治療を行うことができます。

4ペインコントロール(痛みの管理)
様々な病気、手術に対する痛みの管理を考慮します。痛みが生じると動物のQOL(Quality of Life:生活の質)が下がるため、痛みの程度、動物の状態に合わせて薬、投与時間を考慮し、動物を苦しみから解放するためコントロールしなくてはいけません。
また手術時には、
先制鎮痛:痛みが予想されるときにはっきりしていなくても鎮痛薬を投与する
先取りスコア化システム:実施される手術や生じる組織損傷の程度を基本に痛みの程度を割り当て鎮痛薬を決定する
マルチモーダル鎮痛:作用時間の異なる薬を組み合わせて用いることにより効果の切れ目を作らず、動物の負担を減らす

を考慮することにより、術中・術後の痛みを最小限に抑え、動物の負担を減らすとともに術後の回復を早めていきます。

5設備機器の充実
当院では設備機器を充実させることにより、より正確に動物の状態を把握し、的確な診断、質の高い医療の提供をできるようにしております。また、検査・手術などを短時間でスムーズに行うことができ、リスク・負担を最小限に抑えることができます。さらに、最新の医療機器の導入により治療可能な病気の幅が広がり、より多くの症例に対応することが可能となります。

6セカンドオピニオン・高度専門医療の紹介
当院での治療に対し他院の獣医師より意見を求められる際には、積極的な情報開示を致します。また、他院での治療に対する当院の意見の提示にも責任を持ってお応え致します。また、獣医師が必要と判断した場合や飼主様が希望した場合には、外科専門医への相談、高度専門医療へ紹介することも可能です。
経 歴 金沢市立泉中学校卒業
石川県立金沢二水高等学校卒業
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
神奈川県・井上動物病院勤務
神奈川県・溝呂木動物病院勤務
富山県・よつや動物病院勤務
現在、日本大学付属動物病院・獣医外科学研究室にて研修医として従事